組織研修委員会 樋野泰広
10月18日(木)米子商工会議所にて10月特別例会を開催いたしました。
本特別例会では、平成24年度日本YEG会長尾山謙二郎君を迎え、「時来たりYEG一揆 明日に日本の為に!~連合会からの飛躍 新しい日本YEGへ~」というテーマで講演会を行いました。
尾山会長は、富山YEG(富山県富山市)所属の42歳、現在は警備会社を経営しています。
この日は、中山会長たってのお願いで、遠く富山から7時間以上かけて米子に来ていただきました。
私たち担当委員会も、日本YEG会長の熱い思いを米子YEGの会員に伝えることで、「米子YEGの組織活性化」をテーマに企画運営しました。
当日は米子YEGメンバーだけでなく、日本YEG、鳥取YEG、倉吉YEG、安来YEG、米子YEGのOB・OGの参加もあり、盛大な特別例会を開催することができました。
講演の内容は、日本YEGの今年度の目標や、政策提言に関する話題等盛りだくさんでしたが、特に印象に残る話として尾山会長が経験してきた3つの転機の話がありましたので、簡単ですがご紹介します。
1つ目の転機は、たまたま父親に連れられて行った中国旅行の帰国の際に、英語ができなかった無力感を糧にした話でした。
しかし、尾山会長はその無力感を糧に、単身イギリスに語学留学をし、英語力を身につけたそうです。
その行動力は、目を見張るものがあります。誰もが、語学が必要だと感じます。
しかし、必要だと感じて語学留学を実行することはなかなかできません。
2つ目の転機は、警備会社を経営することになったきっかけの話です。
ストーカー被害にあわれていた知人を助けたことをきっかけに、人の役に立てることの素晴らしさを感じ、一念発起して警備会社を起業された話でした。
筆舌に耐えがたい苦労もされたようですが、チャレンジ精神を発揮され、現在では従業員数が100名を超える起業に育てられています。
3つ目の転機は、日本YEGへの出向です。
YEG入会直後は、決して積極的な活動をしていなかったものの、日本YEGへの出向という機会を得て、本当に尊敬できる先輩と出会ったことで、自分が地域で何をすべきかを改めて考えるきっかけになったそうです。
そして、地域発展にはまず自企業の繁栄に全力を尽くすべきであることを再認識したという話でした。
この3つの転機の話には、「行動力」、「チャレンジ精神」、「人との出会い」、という私たちがYEG活動を通じて育んでいくべきことが凝縮されていました。
私たち現役会員にとって大きな刺激となる特別例会であったことを報告します。