渉外委員会 堀江信也
9月20日㈭、米子商工会議所にて9月例会を開催しました。
この度は宮城県気仙沼市にある株式会社三陸新報社の編集局長小野寺英彦氏を講師としてお招きし、『「巨震激流」~気仙沼 地元新聞社が見続けたもの~』と題し講演会を行いました。
本年度事業計画である「東北支援」としてこれまでも物資支援や東北物産の販売を行いましたが、この例会では「忘れないこと」をキーワードとして掲げ、現地で取材を続けてこられた方の講演を通し心に深く留める機会と考えました。
震災当日、編集局長として記者の方々を現場に向かわせてしまった後悔と苦悩、変わり果てた故郷の光景や空気感など、ご自身も被災者である小野寺氏の写真を交えてのお話に、我々は固唾を飲んで聞き入りました。また、これから起こりうる震災に備える必要性など、大変貴重な時間となりました。
最後に、東北から遠く離れた米子から出来ることは何かお聞きしました。
「米子の地域活性がいつか東北にも届きます。
米子は良い街です。頑張ってください」と逆に応援をいただきました。我々が今すぐに出来ることは社業に勤しむこと、そして「忘れないこと」、小野寺氏の強さと笑顔に負けないよう前進していきたいと思います。ありがとうございました。