まち未来創造委員会 委員長 上田 理恵子
私たち米子商工会議所青年部は『人の集うまちづくり』を基本理念にかかげ様々な活動を行っています。その活動の中で米子駅南北一体化後のまちづくりにあたり、鉄道・バスといった公共交通がいかにあるべきかを考え、米子の街の公共交通の実態を調査・研究してきました。今年度は青年経済団体の視点で5つの目標達成に向けた提言を取りまとめ、3月28日に米子市役所にて米子市長に提出しました。
まず1つ目は「市区町村間の移動の充実と効率化」で、バス路線のおけるルート・ダイヤの充実及び料金の見直しを含めた社会実験の実施。2つ目は「使いやすい公共交通環境の整備」でバス料金決済における既存ICカード(交通系、電子マネー)の導入検討。3つ目は「わかりやすい情報提供による利用促進化」でWeb等における経路探索機能等の充実及びホスピタリティ向上を。4つ目は「公共交通利用の動機づけ」で公共交通イベントに伴うイベント連携。5つ目として「持続可能な仕組みによる公共交通の維持・存続」を実現するために鳥取県西部地域公共交通網形成に向けた一体的な協議の場づくりにおける青年経済団体の参画を提言しました。
私たち米子商工会議所青年部は今後も次代を担うという自覚をもって取り組んでいきます。