研修委員会
播間匡広
11月20日(木)19時からふれあいの里にて11月例会を開催しました。
はじめに研修委員会から6月例会でのアンケート結果報告を行い、その中でも会員の関心が高かった「鳥取県版経営革新認定事業」について、実際に取り組んでいる会員企業より発表がありました。
講演には三井住友海上火災保険株式会社より本社営業推進部課長・竹内智様及び米子支店長・茂呂晃良様にお越し頂き、ビジネスマッチングと中小企業の生き残り戦略についてお話頂きました。はじめに、無料で利用できる経営サポートセンターについて説明がありました。これはHPに登録することで人事労務、海外支援等、一般の中小企業では得難いサポートが受けられるものです。次にイスラム教徒向けの食べ物に認証を与えるハラルの説明がありました。インドネシアなどアジアの国に多くのイスラム教徒がおり、戒律で酒と豚は一切禁じられているため、日本への観光の際に最も困るのが食べ物であるとのことでした。今後米子でもアジアからの観光客を見込むのであれば、対応していく必要があると感じました。また障害者雇用義務の制度についても解説があり、農業分野の進出を併せて行うことで、戦力になってもらうことを提案されていました。
普段の仕事の中では意識しない視点からのお話を伺うことができ、出席会員の参考になったのではないかと感じました。