まち未来推進委員会 委員長 髙橋 宏之
5月例会は、京都大学大学院教授の藤井聡先生をお招きして新幹線誘致に関してご講演頂きました。
「山陰に新幹線はいる?いらない?」と題し、当地の新幹線の必要性についてのお話です。
新幹線のある町とない町が過去どの様な流れで発展、或いは衰退してきているのかなど、具体的な事例を交えて お話を頂き、未来の米子に必要なインフラであることを改めて認識することが出来ました。
国の計画では、2027年には品川~名古屋区間のリニア中央新幹線が開通し、中央と地方の格差は更に大きくなると思われます。
この山陰への新幹線の整備は、投資の行われる地域との相対的な経済格差の緩和になります。
また経済面だけでなく、国土強靭化(日本海側の国土軸の形成)の面からも重要なインフラといえます。
我々青年部会員は、若手の経営者の集まりです。30年後も現役の経済人として活躍されている方も多いと思います。
人口減少に歯止めが利かずこのままこの地域が消え去るのか、明るい未来を勝ち取るのかは、我々の双肩に掛かっていると自覚し、これからもしっかりと活動をしていこうと思います。